...NISH ZERO NINE.

2003年12月5日
私は、こうやって色んな人に読んでもらえるからには、脚色はありえるにしても根本的なところは正直に書かない事には全く意味が無いと思ってたりする。
でも、人や音楽を傷つけたくて書いてるわけないし、そういう風になってしまうのは嫌い。
これは矛盾するのか?
毒吐き賛美されても誉められてる気持ちにはならないのね。本来なら、好きなものをただ好きだ!て言えてたら誰も嫌な気持ちにならないんだから。

本当にちゃんと書いてくる苦言に際しては真摯に受け止める義務がある。それは言いたい放題になってしまってる身勝手な自分に対しての決まりごとだから。つたないにしても反対意見をくれた数少ないお客様に対して無碍な扱いをしたりすることはルール違反なの。

とてもぼんやりした、あやふやな存在ではあるんだけれど、今までに傷つけてきた人に対しては、申し訳ないなぁと思ってる。
思ってるんだけど、あやふやなその存在感故に、知らねぇよ文句があるなら理解できる言葉で直接言えよ、と開き直ることでしかやっていけてないこの現状。
少なくともバカ死ねとかウイルス撒くとか敵対心まるだしで言われたってどうしたらいいかわかんないのね。電波文も。「あたしのメア・バロに悪口言うな!」言われても・・・ そもそも悪意無いしどうしよう何がいけないんだろう、みたいな・・・。誰もが思うように気持ちを綴ることも難しいんだろうし、大人の対応で黙ってるひとも多いはずで、ちゃんとした文章で「私はあの頁のあそこで傷ついた、ほんとうはああなのに〜・・・ 私はこう思ってるのに・・・」的なものを理解できる言葉で送ってくる人は皆無でね。不安がますますつのる。
だって、何気に投げた言葉の終末に本当に何が起こってるのか知らないんだもの。影で傷ついてるひとがいるかもしれないってことを。何で傷ついてるのかも。どんなことに傷つくのかも。幽霊に怯えて謝っているのと一緒ね。
そんなことの積み重ねで、悪いことしてるなぁっていう気持ちを償う。

そんなたいそうなものをしたためている気は無いので、自分の発言についての影響力がどれだけあるのか、ないのか、とか、なんて、正直自分自身では全く理解できてないのね。どこが面白くて見てるのか、とか知らない。どれだけの人が面白く読んでて、どれだけの人が憎しみで煮え繰り返ってるか、とか。これ読んでる人が思っている以上に知らないと思うよ。
大抵のリンク先の紹介文なんか読むと毒吐きっぷりとされてるから、そうなんだなぁってうっすら思うだけで。

うちみたいなテキストサイトで、お客さんは絶賛してるけど、実はそのサイトの書きっぷりはあんまり好きじゃない・・・っていうの、私はあるから、逆もある筈だ。共感してくれてる人がたくさんいるけど、それがこのテキストに交わった人の何割を占めてて、そして何割の人が嫌だなぁって思ってるんだろう? 
例えば、少なくとも、メインで書かれてるプレイヤー側には絶対に好かれてないって思ってて。プレイヤー側からの反応なんか当然ないから、多分そうだろう、くらいの域で留まるだけだけど。好きだなと思ってるアーティストにおそらく嫌われてるであろうっていうのは気分的に良くないからね。

そこまでのリスクを背負ってなんだかんだ言う事の意味がわからなくて
難しい事考えながらプレッシャーを抱えて書くのもなんだかおかしくて

知らない人を殴って謝って解決するより
知らない人を殴ったかもしれないことについて気を病むより
そもそも知らない人を殴る拳を振り上げなきゃいいのだからね。


???



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MR

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