http://www.raphael-fc.com/discography/yukino.html

Raphaelオフィシャル内ディスコグラフィーです。

なんだか泣けますね。久しぶりにこう、泣きそーな気持ちになりました。
この文章を書いた彼も、ここにはもういないのです。
Raphaelは、世間的には今更ですが、私的には、美しいところにだけ触れ・・・ぶっちゃけて言うとイタタな姿に邪魔される事無く作品そのものを堪能できるまで時間が経過した、ってところでしょうか。

Raphaelは非常に年齢の若いバンドでした。ファンも若々しくて、つまりバンドとファンのダブルパンチでアイタタタ率が非常に高かった。Raphaelはヤバイ。当時はそう認識しておりました。まず変な衣裳と変なコンセプトと無理矢理なライヴの方が目に付くんだよリスナーとしては。私は年下ミュージシャンも「厨房」も嫌いなのです。
しかしそれゆえにファンと同じ世代を歩んでいたからこそ共感を呼びまくったんだろうなぁ、と今となっては思えるのです。
上記の文章の中でも、やはり痛いファンの存在が浮き彫りにされていて、ハァ・・・と思ったりするのですが。

ここに華月がいないのも、それ自体がRaphaelがRaphaelたらしめていたことであり、自然な事、正しい姿なのではないかと思うのです。
リスナーという、作品を受け取る者としての純粋な観点で言うなれば
結果的に大人になることを放棄してしまった彼の存在自体が、
ティーンエイジャーならではの魅力に溢れたRaphaelの楽曲をより深く美しく、そして揺るぎない本物の若さを惹き立てることになっているんです。

オトナになるということとは程遠いPlastic Tree竜太郎すらも、年を重ねるごとにどこか綺麗にまとまっていってしまっているところを見たりなんかすると、余計に思うのです。うそ臭かったりスタイリッシュだったりする太郎もそれはそれでいいのですけれど。

華月はいなくなって、しかもこんな文章を今更読んじゃって、ますますそれっぽかったね、ってことが言いたいんで、勿論現実に死に急ぐ事を推奨する訳ではございませんが。

好きな歌詞をひとつ。

 醜いほどに綺麗になるわ
 貴方ー純粋ーに触れたこの夜に

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MR

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